金山 2016.4.15

かなやま・967.2m 福岡県福岡市




稜線から見る金山

歩行距離 12.8km
所要時間 7時間15分
累積標高差 (+) 820m  (-) 820m
コース 船越橋10:00 → 尾根分岐11:10 → 猟師岩山12:50 → 小爪峠13:00 → 金山13:50
 → 小爪峠15:15 → 猟師岩山15:30 → 尾根分岐16:25 → 船越橋17:15 

今回の休暇で初めての山旅にでる。当初は3泊4日の予定で、南九州の山々(開聞岳、高隅山、市房山)に登ろうと計画していたが、直前の天気予報で2日後に天候が崩れることが分かり、急きょ、2泊3日で福岡県と佐賀県の県境の脊梁の金山、雷山、井原山に登ることにした。同県境の山には昨年の冬、背振山に登ったことがあるがそれ以来だ。春になり沢山の花に出会えることを期待する・・・。

4月14日の05:30萩の自宅を出発し、中国・九州自動車道を走り大宰府ICで高速道路を降りる。カーナビの道案内を頼り、福岡市早良区の椎原の登山口に向かう。

09:50登山口近くの駐車場に到着する。周辺は霧がかかり視界が極端に悪い。山全体が雲に包まれているようだ。予報では昼から晴れるという。 船越橋前の登山口から出発する。しばらく林道を歩き登山口に入る。渓谷沿いを歩く。 福岡県と佐賀県の県境の尾根に出る。左に行けば脊振山に達する。右に折れ金山に向かう。まだ4.3kmもある。 快適な稜線歩いていき行く。

指導標には北山とある。目指しているのは金山ではないのか。道を間違えたと思い、詳しい指導標のあった場所まで戻ってみるが。やはり金山に行く道に間違いなく北山その先にあるようだ。20分時間を無駄にしてしまう。こういうときにGPSがあれば迷うことはないのであるが・・・。 落ち着くため昼飯を食べる。今日の山メシは金ちゃんヌードルとセブンイレブンのおにぎりだ。金ちゃんヌードルは、小さな四角の卵焼きが入って美味しいのでよく山に持って行く。道は険しくなり岩場をよじ登っていく。12:50猟師岩山山頂に達する。案内板には5月〜6月周囲の稜線にツクシシャクナゲが咲くと書いてある。他にいくつか名前の分からない花を見る。

猟師岩山を急坂を下り13:00視界が開けた小瓜峠に達する。アップダウンの稜線を歩いていく。天気予報どおり徐々に晴れてくる。雲がとれ山麓が少しずつ見えてくる。 狭い尾根道を歩く。延々とアップダウンが続く。金山は遠く歩けど歩けど着かない。展望が開ける。ついに金山山頂に立つ。金山には江戸時代、鍋島藩の番所があったという。

来た道を下り、うんざりするような長いアップダウンの稜線を歩き、出発点である船越橋を目指す。出発時間が遅かったので少し急がねば。17:15無事船越橋まで戻ってくる。隣にはハーレーダビッドソンのバイクが停めてある。久しぶりに長い距離を歩きかなり疲れた。 いつも車で登山口まで行くのでどうしても往復登山になり、山によっては長い距離を歩かなければならず、結局12.8kmも歩いたが、疲れのわりに累積標高差は、(+-)820mでしかない。乗船中の5ヶ月のブランクがかなりある。

この後、佐賀県側にある吉野ヶ里町の温泉に行くことにする。脊梁を貫く有料トンネルを通り、”ひがしせふり温泉山茶花の湯”に到着する。温泉に入った後、弁当を買い、同温泉の駐車場で車中泊させてもらう。夕食後、うとうとしていると突然車が激しく揺れだす。地震だ!!ひどく揺れたので直ぐにテレビをつけてみると、熊本で震度6強の地震があり、甚大な被害がでているという。大丈夫だろうか・・・。南九州に行かなくてよかった・・・。 明日は、井原山と雷山を縦走する予定であるか。取り止めにしようか・・・。いやせっかく遠くまで来たのだから行こう。再び眠りに就く。夜中、何回も余震で目を覚ます。



10:00 船越橋のたもとに車を停めるて出発する。

すぐに矢筈峠の分岐(背振山登山口)がある。

・・・

登山口にある案内図

・・・

椎原峠方向に進む。

沢沿いの道を行く。

・・・

渓流沿いに咲く花

沢を横切る。

杉の森を行く。霧がかかり視界が悪い。

・・・

林道を横切り再び登山道が続く。

・・・スミレ


登山道沿いのお地蔵様

ツルシキミ(蔓樒)


11:10 尾根道の分岐に出る。右に曲がり30mすれば鬼ヶ鼻岩があるが、
視界が悪いのでパスする。


・・・

・・・

・・・

・・・

快適な稜線の道を行く。

道は険しくなり岩場を登る。

・・・

昼飯を食べる。


ツルシキミ?

少しずつ晴れて山麓を見る。


シャクナゲの木が沢山ある。




12:50 猟師岩山(893.4m)山頂に達する。

・・・
ツクシシャクナゲ
←ツクシシャクナゲは、本州中部以西、四国、九州の山地に自生する
常緑低木で、この付近の鬼ヶ鼻岩から猟師岩山にかけての尾根筋は、
特に多く群生しており5〜6月の開花期には 紅紫のみごとな花を
楽しむことができる。

13:00 急坂を下り小瓜峠に達する。湯の野バス停に下る分岐がある。
金山まであと60分。

小鳥を撮る。

金山まであと1.1km

視界が開け山麓を見る。

視界が開け山麓を見る。

前方に金山を見る。


・・・

ブナ林を行く。

13:50 金山山頂(967.2m)に立つ。

金山(鍋島藩番所)

下山時、これから下っていく稜線を見る。

天候は回復し博多市街地方向を望む。

林道出合を眼下に見る。

林道を横切る。

17:15 船越橋の車に無事帰着。あ〜疲れた。




■ HOMEへ戻る

総合登山記録  山口県の山  中国百名山 九州百名山  四国百名山  日本百名山   関東の山 南アルプス 屋久島縦走    
航海記録  旅の記録  海の風景・ギャラリー  沖縄  山で見た花


Copyright(c)2014 軽きゃんぱー里山放浪記. all right reserved.